Column



とある修学旅行(前)の風景
 先日、306(サンマルロク)というお店へ行きました。知る人ぞ知る、ヤングカジュアルのお店です。 店内を物色していると、4、5人の男子高校生が今度の修学旅行で着るための服を選んでるのに出くわしました。 ところがその眼差しが、異常なほどに真剣なのです。

 確かに、日常生活を制服で過ごしている高校生にとって、 修学旅行などのイベントで披露する私服の選択は非常に重要なものです。 それを考えれば、彼らの真剣さも納得がいかないこともないのですが、 延々とお互いに意見を交換し合う姿を見ると、少々悩みすぎのような気がします。

 「この服だと他の日に着る服とのギャップが激しい」とか、 「これを着ていったらあいつはこういうことを言ってくる」とか、 「おそらく女子のリアクションはこうだろう」とか、 やたら緻密に分析しておりました。

 しばらく熱い議論が繰り広げられた後、 「今日のところは家に帰ってよく考え、購入は後日にする」という結論に達したようです。 それにしても私服にかける彼らの意気込みは計り知れません。

 僕が通っていた高校の修学旅行では、制服かジャージしか認められておらず、 着飾った生徒なんていませんでしたが・・・。


columnist:近江  他のコラム

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